本堂・境内のご案内
本堂
千手千眼観音様が安置されています。
元禄年間の様式を残す方六間の木造青銅葺きの建物。
回廊をめぐらし、内陣を一段低くした造り方は、この地方では珍しい様式です。
仁王門
寛延3年に再建。
二層丹塗りの楼門で、表の両側に仁王像、裏の両側に二天(広目天、多聞天)が安置されています。
客殿
(貞享3年)間口13間、奥行7間の寄棟平屋造り。
この建物は当寺最古のもので、延宝年間の建立といわれております。
当初は茅葺でした。
本尊釈迦三尊像の他に、かつての塔中寺院の本尊薬師如来像などをお祀りしています。
また上州七福神の1つ、毘沙門天も祀られています。
赤門
赤門は公用門で、別名「開かずの門」と呼ばれています。
宝暦年間の建立です。
通用門
通用門は文政年間の建立です。
薬医門です。
毘沙門天
柳沢寺は、上州七福神 毘沙門尊天霊場として、古くから信仰を集めています。
【毘沙門天】
四天王の1人、怒りの形相で甲冑をまとう仏法守護神。
多聞天とも呼ばれ”知恵”の神様としても祀られています。
五重塔
平成10年建立された県内初の五重塔で、高さは21メートル。
京都から専門の宮大工を呼び寄せ、5年の歳月をかけて建立した、他に類を見ない美しい五重塔です。
この五重塔は、一般の方の永代供養塔となっています。